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週刊SPA!を久し振りに読んだら、その面白さに嬉しくなった [その他]

 サラリーマン時代、週刊SPA!を愛読していました。大学に転職して、取材の依頼が来たときは随分と喜んだものです。さて、キオスクが開業している時間帯に久し振りに地下鉄に乗ったので、思わず「40歳までにやっておくべきこと」の見出し特集につられて、これまた久し振りにSPA!を購入したらめちゃくちゃ面白い。思わず、打ち合わせ先の駅を降り損ねるぐらいでした。まあ、私はもう50歳を過ぎているから、参考には全くなりませんが、それなりに同世代が、40歳前後の人達に対して発するメッセージは含蓄深い。自分が経験して、初めて分かることって多いから。そうそう、私は39歳で転職しましたね。これは、まったくの正解でした。個人的には「やっておくべきこと」ナンバーワンかもしれない。
 私の転職は父親が強く諫めましたが、父親のいうことを無視して本当によかった。というか、ここで諫めるかね、と私は父親の馬鹿さ加減に呆れていましたので、まったく参考にもしませんでした。保守的に生きることが悪いとは思いませんが、チャレンジしないで面白くない日々を、ちょっとしたサラリーマン的な日常を維持するためにする価値があるのでしょうか。父親は今はとうに亡くなっていますが、当時のことを思い出すと、今でも腹が立ちます。チャレンジすることで、新しい自分が発見できますし、自分の可能性が初めて開かれます。もちろん、そのチャレンジに失敗する人もたくさんいるでしょう。しかし、チャレンジしない人は、きっと死ぬ時になって本当に悔やむと思う。チャレンジした人は、ついていないと思うかもしれないが、チャレンジしたことを悔やむことはないと思う。
 人生一度きりですから、悔いがなく生きたいところです。ところで、SPA!の特集に話を戻すと、やっておいて正解だったは「子供つくる」「家族とのコミュニケーション」「マイホームを購入する」「子育てに積極的に関わる」・・・って、家庭がらみばかりではないか。逆に、やらなくて後悔したことは「習慣的に運動する」「長期的なマネープランをきちんと立てる」「貯金する」「キャリアプランをしっかり立てる」「英語の勉強」「日頃からよく歩く」・・・。まあ、これらはしてないと後悔するのでしょうが、しても正解だったとは思われないことだと思う。
 まあ、久し振りに人生を振り返る機会を与えてもらった。SPA!的な世界からちょっと離れて生活しているが、ちょっとこういうサラリーマン人生のエレジーも懐かしい。戻りたくはないけど。
 
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