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ユルキャラ「たまじぃ」のヒアリングをする [都市デザイン]

高松市の田町商店街のユルキャラ、たまじぃに関してのヒアリングを行う。このたまじぃは12歳の猫(猫年齢60歳)らしい。まあ、猫のおじいちゃんである。ただ、おじいちゃんである割には2012年10月13日生まれ。ううむ、計算が合わない。

たまじぃは田町事務所の事務員。穴吹デザイン学校の学生全員にユルキャラを考えてもらうように依頼して、決定したそうだ。

このユルキャラに対しての、反対は全然ないそうだ。むし、皆に好かれているようだ。たまじぃのパンをつくりたい、というパン屋も出てきている。

たまじぃの着ぐるみがヒアリングをしていた室内に飾られていた。制作費は60万円だそうだ。この着ぐるみだが、理想としては2体あることだ。というのも、着ぐるみは、前の人が入ったら、汗が臭くて入れないからだそうだ。

また、着ぐるみは入る人の身長は1メートル55くらいが限界でそうで、それ以上だと、可愛さがなくなるようである。1メートル55くらいというのは相当、厳しい。

あと、話を聞いていて分かったことなのだが、着ぐるみというのは相当、人気のようだ。この着ぐるみがあることで、結構、イベントとかに呼ばれたりするそうである。しかし、イベントに呼ばれても、人件費と交通費は出してもらえない。赤字になるのだ。これが問題だそうだ。

ということもあって、現在では、たまじぃは、田町商店街を出ないようにしている。たまじぃが町をうろうろして店をお邪魔する。たまじぃが一緒にいると人々が、乗ってくれる。そういう感じで毎月、活用しているそうだ。

ユルキャラって具体的にどんな効果があるのか。なんかありそうだけど、果たしてどうなんだろうと思っていたところがあったが、いろいろとお話を聞くと、いやあ、どうして、なかなか随分と効果があるんだな、ということが分かった。それは、具体的にはその地域をイメージ化させる象徴として、つくられた時点でなる。良くも悪しくも、そのユルキャラが出来ると、イメージが独り立ちする効果さえもある、なかなかインパクトが強いアイコンであるようだ。ユルキャラ、おそるべしである。

タグ:ユルキャラ
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