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北京ではどうも金持ちでも安全な食材を入手することが困難なようだ [サステイナブルな問題]

まちカレに台湾の友人の研究室を招待した。友人の学生も発表をし、当日は、結構受け、お互い有意義な時間を過ごせたと思う。さて、私の台湾の友人は結構、中国に行く。私は、中国はチベットくらいにしか行ったことがないので、中国はよく分からないので、彼女の中国話はとても興味深い。友人が言うことには、中国の食べ物はすべて偽物であると言う。うずらの卵でさえ、鶏の卵からつくるらしい。彼女の大学時代の友人は企業を興し、大変成功し、北京に大邸宅を住んで生活しているのだが、この友人の奥様と周りのセレブの奥様達の会話はどこであれば安全な野菜、安全な肉が入手できるのか、ということばかりらしい。つまり、北京では、どんなに金持ちでも、安全な食材を入手することが困難なんだ、という話をしてくれた。へえ、そんなに酷いのか。

なんか、こういう話を聞くと、本当、安全な食料が重要であるということを思い知る。どんなに市場経済を発達させ、資本主義を拡大させても、安全な食糧が提供できるシステムを組み込めないと、本当の豊かさは得られない。日本もそうだ。どんなにエネルギーが必要だといって原子力発電を推進したとしても、その犠牲で土壌が放射能で汚染されて、放射能まみれの食糧を採らざるをえなくなったら、相当の金持ちでも犠牲者になってしまう。フクシマの原発事故が奇跡的にもっとも東に位置する原発で起きたという不幸中の幸から、しっかりと学ばないとこの国の未来はないであろう。そして、それは北京をはじめとした中国にもいえることだ。日本といい、中国といい、次代を担うべき民族ではないのかもしれない。

タグ:安全 食材 北京
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