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下町はよさこいが嫌い!? [地域興し]

よさこいはなかなかの人気だ。そのダイナミックな動き、激しい音楽に一糸乱れぬようにグループが連動する踊りは、世界的にもなかなかのレベルにあると個人的に思っている。少なくとも、ブラジルのサンバよりよっぽど高度だし、迫力もあると思う(サンバは一部の女性のボディーの迫力に注目されすぎる嫌いがあるが、全体をみればそれほどの迫力はない)。

このよさこいであるが、実は下町ではそれほど受けていないないらしい。下町でよさこいの演舞をすると、結構クレームがくるらしい。一応、音楽がうるさいということが表向きの苦情の理由だそうだが、よさこいより大きな音を出している和太鼓ではクレームが来ない。なぜ、よさこいだと苦情がくるのか、その背景を探ると、なんで下町という江戸時代からの祭りの伝統があるところで、よその祭りをわざわざやらなくてはならないのだ、という地元のプライドゆえの反発心があることが見えてくるそうだ。よさこいは確かに高知発祥の祭りであり、しかも歴史は浅い。よさこい祭りは都内でも池袋や原宿では受け入れられているが、なかなか下町では受け入れられないのは、そのような地域のプライドの反発心があるからだそうだ。

この話を聞いた私は、「でも浅草はサンバですよね」と尋ねると、サンバは外国だから、それほど反発がなかったようである。個人的にちょっと面白いなと思ったので、ここに記します。
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