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アムステルダムでは雪が降っていても自転車 [都市デザイン]

自転車都市アムステルダムに着く。早速、街中を歩くと、雪が降っていても平気で自転車で移動する人たちの多いこと。アムステルダムは自転車都市として知られている、というかオランダがもう自転車王国であるが、この湿気を含んだ重い雪の中、なぜ、あえて自転車で移動するのか。返って不思議である。ちなみに街中を歩いて、まだ慣れていないからかもしれないが、一番気にするのは路面電車。もうひっきりなしに来るのだが、人が歩いていても止まらない。これにひっかけられたら死ぬだろうと思うと、道を渡るときには本当、路面電車には注意をしてしまう。しかし、それにあまり気を取られていると自動車にやられる。路面電車、自動車に気をつけていたら、自転車にぶつかられそうになった。

最近、東京でも自転車が増えて、自転車と歩行者との事故が増えているが、この自転車都市アムステルダムでも相当、自転車と歩行者との接触事故があるのではないか、と勝手に推察する。

しかし、これだけ自転車が普及しているアムステルダムを差し置いて、チェスター・リーブス先生は、日本の都市こそ「自転車王国」(正確にはママチャリ王国)であると彼の著書で指摘している。とても興味深い指摘であるが、政策的には日本はまったくもって、アンチ自転車であるし、多くの自転車愛好家もアンチ・ママチャリであるから、その点は残念である。ちなみに、アムステルダムでみかける自転車のほとんどはダッチ・バイシクル、いわゆるママチャリの今ひとつ版である。

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