被戦略国の人々の前で、被戦略国において「戦争で日本が悪いことをしたのか」という学生 [グローバルな問題]
台湾の伝統的な建築様式と、洋風なバロック様式が渾然一体となった剥皮寮。歴史的な街並みを保全し、現在では博物館となっている。日本統治時代は小学校として使われたこともあり、日本の統治時代の展示もされている。ここでの展示は、日本の統治時代の肯定的なところを強調したり、なんかとてもソフトな表現で、私もだが韓国人のゼミ生がとても驚いていた。ところで、第二次世界大戦の日本の侵略戦争の歴史を知らない学生が多いことにいつも愕然とするが、今年も「なんか悪いことをしたのか」と平気で被戦略国の人々の前で、被戦略国において言う学生がいた。こういう学生と出会うと、この大学で教えている自分が嫌になる。まあ、この学生に問題があるというよりかは、高校などの歴史の教え方に問題があるのだろうが。
