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原発の使用済み核燃料の処理で「再処理」ができると考えている人は、あまりにも将来に対して無責任ではないのか [原発問題]

政府が原発に関して討論会をしている。そこで気になるのは、2030年の原発割合が0%でないと回答している人は、原発の使用済み核燃料の処理を「再処理」するとしていることである。再処理できれば苦労しないって。なんで、相変わらず、この使用済み核燃料を「再処理」できると考えているのであろうか。このように考える人は、どのようなプロパガンダによって、洗脳されているのだろうか。とても不思議である。

この「討論会」では、徳島のある男性が「(電気がなければ)熱中症で死ぬ老人が出る可能性だってある」と原発が安定的な電源だと必要性を訴えたりもしていた。こういう非論理的な発言が依然として出てくることに驚く。まず、原発=電気ではない。特に、熱中症で老人が死ぬほど暑い時は、太陽光エネルギーの効率が極めて高いので、そのような事態の時は、太陽光は相当、安定的な電源である。また、そもそも熱中症で老人が死ぬような都市構造へと転換させた要因は、電力に過度に依存するようなシステムへと移行させられたからである。この背景には、電力会社をはじめとした経済界の意向があったことは間違いないであろう。要するに、電力やエネルギーをより多く無駄にさせるような社会基盤が整備されたのである。その最たるものが、オール電化ハウスである。したがって、今、本当に考えなくてはならないことは、電気やエネルギーをあまり必要としないような都市構造、都市システムを再構築することであり、電気がなくても熱中症で老人が死ぬような都市環境を改善することである。もしくは、そのような悪環境を整備することに対して、規制をかけるとか、税金を多大にかけるようにすることだ。少なくとも、オール電化ハウスのようなエネルギー的に極めて非効率な家に住みたいような、地球環境を考えない輩には、地球環境破壊税などを徴収すべきであろう。
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