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電力会社が原発再稼働に拘るのは、核廃棄物が資産であるという出鱈目な会計システムを採用しているからだ [原発問題]

 大飯原発の再稼働をおおい町議会が容認した。まあ、これは想定内なので何も驚くことはない。さて、しかし、関電などがなぜ、原発の再稼働にここまで固執するのか。その理由の一つとして、核廃棄物が資産であるとみなしていることがあることを最近、知った。
 これは電力会社は総括原価方式を採っているためであり、これによって、燃料等だけでなくその電力会社の持っている施設を資産とみなし、その資産に対しての3%を報酬として電力会社が受け取ることができるのだが、その資産の中には核廃棄物も含まれているからである。すなわち、原発を再稼働させて、ゴミである核廃棄物を出せば出すほど儲かる仕組みになっているのである。
 ゴミを出せば出すほど、負債ではなく資産として計上できるという会計方式。あまりの馬鹿らしさ、でたらめさ加減にもう開いた口がふさがらない。こんなことをしていて、国が滅びないと考える方がおかしい。この国はこのままでは、確実に滅びるであろう。第二次世界大戦だって、下手したら国が滅びてもおかしいような状況であったのが、米ソの対立等でどうやら存続できたのに、このような歴史の失敗から私の母国は何も学ばずに、また同じ愚を繰り返そうとしている。
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