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博物館はその人の知識の深さを測るリトマス試験紙のようなものだったのだな、ということを知る [その他]

台北の故宮博物館に行く。私を案内してくれた人が、私が知る限り、最も頭がよいと思われている人であったこともあり、故宮博物館を介して、彼女にいろいろと世界史、芸術に関して教わるという大変、贅沢であり、かつ密度の濃い時間を過ごすことができた。そうか、博物館にはこういう使い方があるのか、と理解する。一方、私のような博学でない人間が、人(私の場合、大抵外国人だが)を博物館に連れて行くと、自分の知識の無さに気づかされる。そうか、博物館はその人の知識の深さを測るリトマス試験紙のようなものだったのだな、ということを知る。私は、博物館を通じて、今日、知人(台湾人)の凄まじいほどの知力を再確認させられた。まあ、彼女は化け物のような人ではあるが、本当、一緒にいるだけで、賢くなるような気にさせられる。もう70歳近いのだが、彼女のような人が、真の教師であるのだな、と思う。

私の知人には、大学の先生を含めて、一緒にいると馬鹿になるような人がいたりするが、そういうのとは偉い違いである。
タグ:故宮博物館
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