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香川真司が出場した試合をドルトムントで観戦する [スポーツ]

ドルトムントにて、ブンデスリーガのBVBドルトムントとヘルタ・ベルリンとの試合を観戦する。ドルトムントのスタジアムは、収容人数8万人という巨大なスタジアムである。それでも、チケットは完売であった。我々が陣取ったのは、フィールドの斜め後ろ。おそらく最も安いチケットであろう。スタジアムはドルトムントのチーム・カラーである黄色と黒色でほぼ染まっているのだが、我々の座席のそばはぽつぽつとベルリンのファンも座っている。

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(BVBの本拠地シグナル・イドゥナ・パーク)

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(8万人収容の迫力。この試合もソールドアウト)

香川真司はトップ下で先発。チャンスをつくるべくミツバチのごとく、走り回っている姿はなんか同じ日本人として誇らしい気分にさせてくれる。チームにおいて重要な役割を果たしていることが理解できる。とはいえ、ベルリンも香川に3人くらいつけてフリーにさせない。ボールを受け取っても、近くに味方の選手がいないこともあり、パスが繋がない。いらいらとしている中、ベルリンがカウンターを決めて2点先取。試合終了間近に豪快なヘディング・シュートで1点を返すものも、試合は2−1でドルトムントが負けて、フラストレーションが溜まる内容であった。

しかし、それでも香川がチームの主力として活躍していることを確かめたことは嬉しかった。ドルトムントの街中でも香川の看板やポスターを多く見かけた。そのうちの幾つかは、広告であった。また、ドルトムントのユニフォームを着ていると、多くのドルトムント・ファンは我々に向かって「カーガワ・シンジー」とエールを送ってくる。香川がいかにこのドルトムントに受け入れられ、慕われているかを理解することができる。素晴らしいことだ。我々、日本人は香川真司のおかげで随分とドイツの地でイメージがアップしているようだ。ちなみに、ドイツで開催された女子ワールドカップでなでしこが優勝したことも日本のイメージ・アップに随分と貢献したようである。原発の事故で日本人はちょっと理解不能な変な国、とのイメージも出来つつある中、香川真司などの日本人がブンデスリーガで活躍することは、広く日本という国を広報し、ドイツでの日本への関心を向上させるうえでは大きな役割を果たしていると考えられる。

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(香川のファン多し。サッカー場では多くの日本人と出会う)

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(街中では香川を使用した広告などを多くみかける)

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