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熊谷紗希選手のツイッター事件を考察する [スポーツ]

 熊谷選手が合コンで一緒になった法政大学の学生が、熊谷選手の酒席での発言をツイッターして騒動を起こした件で謝罪した。しかし、本来的に謝罪すべきは法政大学の学生であろう。熊谷選手に落ち度がなかったとはいえない。とはいえ、まだ20歳である。しかも、一夜にして全国区の有名人になったために、有名人として取るべき作法等に対して無頓着であったのだろう。熊谷選手だけでなく、なでしこの選手をみていて思うのは、これまで女子サッカーが長期間、日陰にいたこともあり、多くの選手はサービス精神が旺盛で、また性格的にもオープンで開けっぴろげであることだ。マスコミ慣れしているのは、沢選手ぐらいのような印象を受ける。そして、この素人感が、マスコミが彼女達を追いかける大きな理由になっていると思う。熊谷選手に関しては、本来のサービス精神のよさとこの素人的な脇の甘さ、という彼女のプラスな面が徒になったという点で、今回の事件は同情する。法政大学のこの学生は、ツイッターで彼女のこの点に感動している。
 「熊谷めっちゃ気さくでフランクなうwしゃべくりやばい!」

 しかし、今回のこの事件で熊谷選手だけでなく、多くのなでしこ選手は、その「気さくとフランクさ」をなくすであろう。少なくとも、一般人の前では油断するな、という指導がなされるであろう。そう考えると、本当、今回の事件は残念である。
 一方で、法政大学の学生であるが、この学生はちょっと変わっている。まず、このような事態を引き起こしたにも関わらず、ブログを今でも公開している。このブログをみると、おそらくラブホテルであろう部屋で、パンツ一丁で女性と一緒の写真をアップして、「若いなぁ~!! 今はレッドブルの影響でピンピンしてるぜ!」などと書き込んでいる。まあ、本人はともかくとして、一緒の女性はたとえ彼女であっても、このようにアップされるのは不愉快であろう。(http://ameblo.jp/hachi8utrutd/entry-10814487382.html#main)。この女性がちょっと文句を言ったりすれば、今回の事件は起きなかったような気がする。
 さらに、「先輩 タメ 後輩 …無差別に おっぱいを触るという奇行に走るようになり」などの告白もしている。その後、「それはいけないことです」と書いているが、まあ、それは「いけないことです」と改めて言うことでもない。
 ちなみに、このブログは本名もおろか、いろいろな個人情報が満載である。この学生も随分と有名人になったのだから、老婆心ながら、このブログは削除した方がいいのではないかと思ったりする。
 とはいえ、この法政大学の学生、ブログから察するに、ちょっとお馬鹿さんだけど、悪人ではない。まあ、エネルギーが有り余っていたり、配慮が不足している(いわゆるKY系)のかな、と思ったりもするが、今回の熊谷選手の件では、彼も熊谷選手同様に、彼女が全国区の有名人であることへの自覚が不足していた。
 ちなみに、この学生は法政大学の社会学部津田研究室に所属して、以下のような書き込みまでしていた。
「来年も期待だけど、そろそろ教授の首がリアルにあやしいので、来年津田ゼミがあるかは正直微妙w けっきょく夜またみんな激しくテキーラとか飲んで、泥酔者続出で、教授がガン切れ」
 佐々木監督は「私の指導不足だった」と謝罪したが、津田准教授は明らかに指導不足であろう。とはいえ、こんな大学生、指導するのは不可能に近いだろうから、津田先生には同情する。まあ、唯一の防御策は、そのような学生に近寄られないようにすることだが、いくら系列校からの進学とはいえ、法政大学でもこのような学生が出てきてしまうのだからなあ。
 ということで、今回の熊谷選手の件は、いろいろと考えさせられる。

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