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若いサラリーマンは放射能汚染の実態に無頓着? [原発問題]

知り合いの20代のサラリーマンと話をする機会があった。彼は大学を卒業して3年目で仕事も一通り覚え、仕事にやり甲斐を感じているような状態にある。中堅の商社に勤め、結構、忙しく朝から晩まで働いている。その彼に、どの程度、福島第一原発の事故によって放射能汚染が広まっているのかを尋ねると、ほとんど知っていなかった。ヨウ素、セシウム、ストロンチウムの特徴や、それらがもたらすかもしれない危険性について恐ろしく無頓着なのである。これは、彼が特異解なのか、それとも一般解なのかは現時点では不明だが、彼に言わせると、彼の会社の同僚との会話で放射能が話題になることはほとんどないようだ。仕事に追われてそれどころではないらしい。

私は以前、猛烈に残業する(一ヶ月で120時間ぐらいですね)会社人だったので、この彼の置かれている状況はよく分かる。彼があまり放射能に関して関心を持ち得ないことはなかなか責められないなとも思う。しかし、ちょっと距離を置いてみると、仕事を一生懸命やっているような状況でもないのに、と思う。母屋が倒れかかっているのに、雨戸が上手く動かないのを直そうと苦労しているようなものだなとも思ったりもする。しかし、おそらく多くの若者たちは、私の知り合いのサラリーマンのように、目先の仕事に追われて、自分達の将来に覆い被さる暗雲について知ろうともしないのではないだろうか。これは結構、危険なことである。エネルギー政策について、原子力の危険性について、無知なまま、そのときの気分で為政者を選ぶことに繋がってしまうからである。そして、経産省のいい加減な、ポスト拡張だけを目的にした原発推進のレールが敷かれていくことに再び繋がっていくからだ。仕事に追われるのはよく分かる。しかし、もっと現在の危機について勉強していくことが必要だと思う。といっても、このブログを読む人は仕事に追われていない人が多いだろうから、このように書いても効果はほとんどないのだろうが・・・。

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