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全校児童の7割が死亡・行方不明となった小学校があることを知り、愕然とする [サステイナブルな問題]

東日本大震災で全校児童108人のうち7割が死亡・行方不明となった小学校があることを初めて知った。この小学校は宮城県石巻市立大川小学校である。この小学校は北上川右岸の釜谷地区にあり、河口から4キロ上流に位置するそうだ。教員も校内にいた11人のうち10人が死亡・行方不明となったそうだ。避難中に北上川からあふれ出た巨大な津波にのみ込まれたそうである。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110409-00000462-yom-soci

こんな悲劇があったことを今まで知らなかった。今回の地震の全貌を知るにつけ、戦慄するしかない。私は冷血漢であり、滅多に涙を流したりしないが、この児童達の泥まみれになったランドセルの写真を見たら涙をこらえることができなかった。津波に呑み込まれた瞬間の児童達の恐怖を考えると、本当にゾッとさせられる。無垢な子供達になんて残酷なことをしてくれたのだ。これが地震国で暮らすということなのか。そして、このような被害に遭った人達を積極的に支援させることに足枷をするような原発の事件。いろいろと絶望的な気分にさせられるが、この子供達の死を無駄にさせてはいけない、と思わせられる。何をすればいいのかが現時点では不明だが、これまでの日本が歩んできた道を大きく変革させなくてはならないと思わせられる。この児童達の冥福を心からお祈りする。そして、この児童達だけでなく、まだ私が知らないだけで、多くの被害者がいる訳だ。阪神淡路大震災の時はアメリカに住んでいたので、よく理解していなかったが、地震の怖さを徐々に思い知らされている。これが、私の母国である日本の宿命なのだろう。ただし、原発は人災だ。その点、地震と原発はまったく異なり、原発を日本の宿命とする必然性は皆無である。
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