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ウォール・ストリート [映画批評]

1987年のオリバー・ストーン監督の映画『ウォール・ストリート』の続編。インサイダー取引で刑務所に服役していたマイケル・ダグラス演じるゲッコーが出所するところから物語は始まる。ゲッコーの娘の彼氏であるジェイコブとゲッコーとの取引、ジェイコブと上司とのせめぎ合いなどがスリリングで観ていて面白い。サブプライム・ローンによるバブル崩壊を背景に、まさに生き馬の目を抜くウォール・ストリートを暗躍するブローカー達の生き様は、いくら勝ち組になっていたとしても悲しい。前作でマイカル・ダグラスとともに主役を演じたチャーリー・シーンがちょっと顔を出したりもするのがご愛敬。

落としどころはハリウッド的なご都合主義であり、その点は鼻につくが、観て損はない映画だと思う。

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