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白馬のスキー場を訪れ、ちょっと徒然に考える [地球探訪記]

ゼミ合宿で白馬に来ている。白馬は相当の積雪で、白馬にはもう2005年から毎年のように来ているのだが、この積雪量は初めてである。それまでは雨が降った年もあったりしたので、ちょっと感動的ですらある。いつもは八方に行くのだが、五竜に行く。五竜は人生で二度目。隣に八方があるので、どうしても八方に惹かれてしまうのだが、ちょっと今日はバスの時間の関係もあり五竜にしてみたのである。さて、今日は日曜日であったのだが、五竜は空いていた。ゴンドラはほとんど待ち時間20秒くらい。待っている人が、全然いない場合もあった。この雪質、この積雪量、そして日曜日であるのに、こんなに人がいないなんて・・・。20年前のあのバブルの頃にスキーをやっていた人は一体全体どこに行ってしまったのであろうか。まあ、待たないのとゲレンデが空いているのは私には有り難いのだが。代わりに白馬で目立つのはオーストラリア人(もしくはニュージーランド人)。彼らはゲレンデで滑るだけでなく、リフト乗り場、またはレンタル・ショップでも働いている。結構、流暢な日本語もしゃべる。もちろん、街に出れば、多くのレストランやバーの顧客となっている。ここらへんのスキー場の変化は面白いねえ。しかし、彼らをなぜ、日本のスキー場が魅了したのであろうか。ちなみに、宮城蔵王では全然いなかったので、彼らが行くスキー場というのはおそらく偏っていると思われる。その選択基準に興味を持つ。

さて、以前五竜に来たのはおそらく20年くらい前だと思うのだが、そのときには連絡されていなかった白馬47というところにも足を伸ばしてみた。なかなかロングランのいいコースであり、感心した。特にルート2とかいうのは素晴らしい。ということで、結構、スキーを楽しんでいたのだが、最後の滑走でなんと頂上付近で太腿が痙攣した。しかも、なんと左右とも。バスの待ち合わせ時間は16時25分。学生の手前、時間に間に合わないのは立場上、非常に不味いのだが、これは滑るどころか立っていることすら苦痛である。私の無様な姿にオーストラリア人とおぼしき人が助けを差し伸べてくれた。とりあえず、スキー板を外してもらう。しばらくすると、この痙攣も治まり、5分くらいそこで太腿を休め、再び下りる。残り時間は10分程度。普通の状態であれば余裕だが、また太腿が痙攣したら大変、ということで、非常に変な格好になりながらも太腿に力を入れずに下りていく。どうやら時間には間に合ったが、太腿が痙攣するなんて生まれて初めてだ。これは年のせいであろう。もうこの年だとひたすら以前より下手になっていることを自覚して悲しいものがある。まあ、私はスキーが上手くはないのだが、それにしても、昔がピークだったのかと考えるとひたすら情けない。

タグ:白馬 スキー
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