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ジョン・レノン没後30年 [ロック音楽]

今日12月8日はジョン・レノンの命日である。しかも没後30年ということで、本当に時が経つのはあっという間である。ジョン・レノンが亡くなった時、私は高校二年生であった。その時は結構、世の中だけでなく、クラスも大騒ぎで、ビートルズ・ファンだったらもう嘆きに嘆けよなといった感じで悲しみを強要されていたような気分になっていた気がする。私は、ビートルズは好きだったが、それほど悲しみを感じていなかったと思う。死に方は酷いなとは思って悲しくなったが、私の日常は同じように続いていくだろうなとは思っていた。しかし、日本での来日公演が企画されていたとかいうニュースを読んだばかりだったので、その点では残念だったなあと思ったのを覚えている。死ぬ直前に発表された『ダブル・ファンタジー』はあまり好きになれなかった。というのもジョンの曲とオノ・ヨーコの曲が交互に入っており、オノ・ヨーコの曲が気に入らなかったからである。高校生の時は、結構、好みがうるさかったのである。今、思うとこのアルバムはタイトル曲やウォメンなど名曲が入っているのだが、私は圧倒的にポール派であったので、ジョンはやっぱり今ひとつかな、などとたわけたことを考えていたかもしれない。だから、亡くなったから急に嘆いたりするのは不誠実だなと思っていたのである。

ジョンは40歳でなくなった。47歳の私はジョン・レノンの人生の100分の1も生きていないような気がするが、まあ、そういうことを知るのも私が生きているからでとりたて羨ましくもない。オノ・ヨーコ好みじゃないし。空港に自分の名前がついたとしても嬉しくもないしなあ。しかし、無邪気にジョン・レノンが好きになれないというのは私の人間としての器の小ささも物語っているような気もする。なんでジョンが好きになれないんだろう。もしかしたら、ジョン・レノンのファンもどきを鬱陶しいと思っているからかもしれない。私はビートルズが好きだったが、圧倒的にポールの曲が好きだったので、なんかポールをバカにしていたジョンに抵抗を覚えていたのかもしれない。何を書きたいかも分からなくなってきたが、ジョン没後30年ということで、とりあえず私のジョンの曲ベスト10でも披露させてもらいたい。
1. Tomorrow Never Knows
2. A Day in the Life (この曲ではPaulの作曲部分は糞)
3. I am the Walrus
4. Come Together
5. Love
6. Mind Games
7. Strawberry Field
8. In My Life
9. Because
10. A Hard Day’s Night
というか、こうやって整理しているとジョンの曲もとてつもなく素晴らしいものが多いことに愕然とする。ポール・マッカートニーが晩年、俗物ぶりを発揮しまくっていることを考えると、何か死ぬことについても考えさせられてしまう。まあ、久しぶりに今日はジョン・レノンの曲でも聴くか。こういう時はiTuneは便利である。恐ろしいストックから検索して聴くことができるからだ。

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