SSブログ

学園祭でドイツ直輸入のソーセージを屋台で販売する [その他]

11月1日から3日まで奉職する明治学院大学では学園祭があった。私が担当するゼミでは恒例のドイツのハライコ社のソーセージを屋台で販売した。ハライコ社は4年前、学生達とハンブルグのハライコ社に仕入れ交渉に行ってからの縁である。このハライコのソーセージは手前勝手ではなくて、本当に美味しい。日本だと紀伊国屋と明治屋には卸しているのと、最近では自社でソーセージ・レストランも開店しているのでそれほど得るのが難しい訳ではないが、しかし、それでも普段、日本人が口にしているソーセージに比べると格段に美味しい。ということで、結構、これは不味い食事が氾濫している学園祭ではキラー・コンテンツなのである。とはいっても、それが他の屋台に比べて高品質で美味しいということを学園祭を訪れている潜在顧客に伝えるのは難しい。これをいかに宣伝で潜在顧客に伝えるかがゼミ生の知恵の出しどころであるのだが無為無策でやけになっている。ということで2日目の後に反省会を私は出席して3時間ほどする。こういう時に頭を使うことの方が、試験勉強よりはるかに身になりためになる。3日目は、それまでは距離を置こうと思っていたのだが、仕方なく自ら屋台に入る。顧客(たいていが大人)がドイツのソーセージについて聞いてくるいろいろな質問に丁寧に答える。途中、私が教員であることを知って驚いたりする。「先生が自ら立つんですかぁ」と感心しているのか、呆れているのかが分からない反応をしたりする。まあ、どう思われてもいい。肝心なことは学生が学ぶことであり、このゼミでのソーセージの仕入れ、マーケティング戦略の策定、販売などは結構、実践的でいい演習だと思っている。
IMG_6031.jpg
(店舗の立地は悪かったのですが、結構、売れ行きはあって一安心です)

IMG_6050.jpg
(ドイツ人留学生のマイケルも応援してくれました)


nice!(0) 
共通テーマ:日記・雑感

nice! 0