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小平市の都道338号線の整備について思いを巡らす [道路整備事業の大罪]

小平で講演する。『道路整備事業の大罪』関連である。小平市では都道338号線が、玉川上水を縦断するだけでなく、それに隣接してある雑木林をなぎ倒して整備される計画がある。貴重な雑木林をなぜ潰してまで道路を整備しなくてはならないのか。しかも、この道路に並行して府中街道が走っているのにも関わらず。税金の無駄使いだけでなく、貴重な自然資源を失うという事実に愕然とする。このような貴重な緑や自然を破壊してきた文明は確実に滅びるであろう。道路整備事業そのものより、そのようなことも分かっていない発想に怖いものを感じる。というよりかは、誰かこの素晴らしき大都市東京を内部から崩壊させようとしている陰謀を企てているものがいるのだろうか。生物多様性が注目されている中、まさに足下では時代に逆行するかのような道路計画が実現させられようとしている。今日は、杉並の久我山でも似たような道路計画が進んでいることを知った。このような計画の多くが実現された時は、東京がその貴重なるポテンシャルを喪失し、滅ぶときであろう。それまで、指をくわえて待っているのか、東京からの脱出を考えるのか、それとも現行のトレンドを転回させるように踏ん張るのか。東京に住む人々すべてが問われている大問題であると思われる。
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