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下北沢に留学生を連れて行く [グローバルな問題]

下北沢に留学生5名を連れて行く。留学生たちはフランス人、ドイツ人、オーストラリア人、ベトナム系アメリカ人、中国系アメリカ人である。下北沢はキャンパスから遠いのだが、やはり東京の商店街を見せたいと思ったら、麻布十番や戸越銀座ではインパクトが弱い。ベストのものを見せるべきだということで下北沢に連れて行ったのである。さて、やはり下北沢は結構なインパクトがあったようで、みな興味津々であった。「自動車が入ってこないことは素晴らしい」ということをアメリカ人以外は非常に素直に受け入れていた。こんな、都市計画を専門としていなくても下北沢の素晴らしさは、人が主人公の空間であることであって、それは自動車が入れないからだということはアメリカ人以外であれば即座に理解する。あ、そうそう、日本人もなかなか理解できませんね。

下北沢は北口からすずなり横町をみせて、そこから南口へ。居酒屋を予約していたので1時間ちょっとの下北沢歩きであったが、そこそこ学生達は満喫できたようだ。居酒屋は意外と一部の学生にはまだよさが理解できないようであったことは非常に興味深かった。まあ、これらの学生はアメリカ人であったのだが、この酒をうまい食事を食べながら呑むという、飲兵衛文化のよさを理解するにはまだ若すぎるのだろうか。ちなみにドイツ人とフランス人は結構、そのよさを理解しているように思えた。

最後に駅前で、東方力丸氏の漫画詠みパフォーマンスを見て解散した。漫画詠みパフォーマンスが留学生にどの程度理解されたかは不明であったが、日本にはよく理解できないけったいなパフォーマーがいるなあということを知ってもらえれば十分である。また、彼らが勝手に下北沢を訪れ、東京という大都市のディープさを理解してもらえればと思う。

タグ:下北沢
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