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呆れた産業能率大学のデタラメな広告 [グローバルな問題]

地下鉄有楽町線に乗った。たまたま車内広告をみたら、「Rock and Roll is NO Dead!」 と書かれている。滅茶苦茶な英語だなと呆れていると、なんと「産業能率大学」のオープンキャンパスの広告であった。これは流石に唖然とした。だって大学だよ。しかも、この英文法のミスは中学レベルである。この場合、正しいのはNOT Dead! である。このようなミスは通常のメーカーなどの広告でも十二分に恥ずかしいが、大学だよ、大学。こんな大学で何を学ぶことができるのだろうか。産業能率大学がいくら授業料を取るか分からないが、こんな英語のミスも分からないような馬鹿だらけの大学に果たして授業料を取る資格があるのだろうか。これは、致命的なミスだろう。それよりも、こんな英語の文法ミスさえ気づかないような学生を敢えて集客しようという深謀遠慮があるのだろうか。オープンキャンパスに来た学生を敢えて「馬鹿な学生」と捉え、弾くというような戦略がもしかしたらあるのか。いや、そうだとしてもオープンキャンパスを開催する出費等を考えたら、それは深謀遠慮とは到底言えないであろう。

まあ、大学に務める身としては他人事ではないが、文科省はくだらない大学評価にエネルギーを割くより、このようなヘンテコな大学のチェックを集中的に行うべきであろう。この広告では「目覚めよ、キミのビジネス脳!」などとも書かれていたが、こんな初歩的な英語のミスでさえ気づかない大学に、ビジネス脳もくそもあるものか。そもそも、英語で書くというリスクにさえ気づかないで、こんな恥を社会に晒す時点で、ビジネス脳が猿以下である。私も大学教員の端くれであるが、こんな大学が社会において必要なのか。改めて世に問われるのは致し方ないことであると思われる。
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