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谷中商店街の御茶屋さんに話を聞く。 [地域興し]

谷中商店街にあるお茶屋さんに話を聞く機会を得る。お茶のことは知っているようで全然、知らない。ということで、ここがチャンスとばかりいろいろと話を聞く。

まず、ペットボトルのお茶等についてだが、こういう商品はほとんど最低レベルのお茶っ葉からつくられているそうだ。確かにここで出されたお茶はとても美味しい。普段、ペットボトルのお茶に飲み慣れている私からすると新鮮な美味しさだ。

お茶屋という店舗が果たして必要であるのか。最近、辞めていくお茶やさんは多いそうだ。お茶自体だけだと、スーパーでも買えてしまう。しかし、スーパーのお茶とはやはり、葉っぱから違うようである。私がヒアリングしたお茶屋だと、メインで売れるお茶は利益を少なくするなどして競争力を確保しようとしている。大雑把にまとめるとスーパーでは万人に受け入れられることを考えるために特徴のないお茶になってしまうとのこと。逆に個店は特徴のあるお茶を売る。例えば、取材をした店では、茎茶に抹茶の緑をつけたオリジナルのお茶を売ったりしている。これは試飲させてもらったが確かに美味しい。お茶という日本の伝統的文化をしっかりと次代にも継承するためにも、お茶屋さんが果たす役割は大きいものがあると考えられる。それには、消費者である我々が美味しいお茶とそうでないお茶との違いを理解することができるようにならないとダメである。もっと、お茶の有り難さ、その効用等を周知させることの必要性を感じた次第である。


タグ:谷中商店街
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