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勝間和代の問題は、彼女個人にあるのではなく、あのような人間を持ち上げてしまっている社会にある [その他]

2チャンネルのヒロユキとの対談で勝間和代の破廉恥ぶりを私も知ることになった訳だが、彼女自身の問題などは些細なものである。彼女は相当、人間的にはデタラメな人だなとは思うが、彼女くらいデタラメな人は世の中にはまあ、少数ながら存在するであろう。しかし、彼女の問題が我々に示唆するのは、あのようなデタラメな人間を持ち上げてしまう社会の節操の無さである。まったくあのようなデタラメ人間を自主的に規制することもできず、持ち上げ、さらに図に乗らせて、金持ち=勝利者、といった価値観を流布させていることが問題である。私は勝間和代がこのように図に乗れる社会は、まったくもって嫌いであるし、まったくもって幸せを感じさせてくれない。私的には勝間和代が図に乗れるというこの世のなかのシステム自体が、不幸な状況であって、まさに改革が必要とされるようなものであると思う。この私の価値観を勝間和代が共有できないことはいいが、社会という圧力をもって、私の価値観を潰そうとするのであれば、それはまさにファシズムであり、日本がどんなに金銭的に裕福であったとしても私的には、まったくもって不幸である。勝間和代を支持する人達がいるということを、私は非常に寂しく、つまらなく感じてしまう。勝間和代との対談におけるヒロユキの主張に、中年の私でさえ多くの共感を覚える。若者であれば尚更であろう。まあ、あの対談は、勝間という自称「社会の勝者」は、若者が自分なりの幸福を選択するという自由さえ許さないような偏狭な意見を持っていることを気づかせた。このような傲慢で破廉恥な人間の意見に耳を傾けることは皆、早く止めた方がいいと強く思う。

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