『ダニエラという女』 [映画批評]
モニカ・ベルッチ目当てで観た。ストーリーはフランス映画の『痴人の愛』的な内容を勝手に想像していたら、コメディであった。興味深かったのは、イタリア人の娼婦演じるモニカ・ベルッチがフランス人に多くのダメ出しをするところ。フランス人のイタリア・コンプレックスが描かれていて、日本人からすると新鮮に映る。肝心のモニカ・ベルッチであるが、さすがに胸を見せただけで医者が死んでしまう、というのは大袈裟過ぎるだろう。とはいえ、他にこのような配役を誰ができるかというと頭に浮かばない。ベルッチ・ファンは当然のこと、そうでない人もそこそこは楽しめる作品であると思う。
タグ:モニカ・ベルッチ