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デュッセルドルフ市立博物館の「エコロジカル都市」の企画展は凄く今ひとつ [ドイツ便り]

アルトシュタットにあるデュッセルドルフ市立博物館に行く。「エコロジカル都市」の企画展が行われているからである。さて、この市立博物館は1874年に設立された。常設展はデュッセルドルフの都市の歴史に関する展示が為されている。これは無料で、豊富な古地図などがあり、解説も豊富で大変興味深かった。さて、一方の企画展は有料で3ユーロ取られた。それは気にしなかったのだが、肝心の企画の内容はお粗末なものであった。そもそも、「エコロジカル都市」と謳っているのだから、世界中はともかく、ドイツの環境都市を展示しているのかと思ったら、デュッセルドルフの展示であった。しかも、展示内容は少なすぎ。大気汚染管理、水質管理、洪水管理と最近の都市開発プロジェクトが展示されていた。写真撮影も禁止で、資料もない訳ではないが、市役所で手に入るものだけというお粗末なものであった。このお粗末な展示に比して、結構、大々的にポスターやパンフレットが街中に貼ってある。次女も小学校でパンフレットをもらってきていた。こんな宣伝をする前に、展示内容をもうちょっと充実させた方がいいだろう。ちなみに、私が行ったのは土曜日であったが、企画展の閲覧者は私一人であった(常設展は数名いた)。企画展には監視人が2人配置されていたのだが、まったくの無駄というものであろう。期待をしていっただけに馬鹿を見る。とはいえ、博物館の資料館では結構、貴重な資料を手に入れることができたし、常設展はデュッセルドルフ住民であれば見る価値はあると思われる。

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