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コンビニのないドイツではガソリンスタンドがその代替機能を果たしている [ドイツ便り]

ドイツでは商店法が厳しいのでコンビニがない。夜とか日曜とかは中央駅などを除けばほとんど店が閉まっているので、結構大変である。さて、そんなドイツでもガソリンスタンドだけは日曜や夜でも開業しているところが多い。そして、このガソリンスタンドがコンビニ的にジュースや簡単なスナック、雑誌などを売っているのである。ドイツではガソリンスタンドの売り上げにおいて、ガソリンは25%しかもはや占めない。ということは実質的にはガソリンスタンドがドイツのコンビニであると言ってもいいのかもしれない。

しかし、このガソリンスタンドがコンビニと違うのは立地である。日本なんかだとコンビニは駅前とか駅のそばに立地している場合が多いと思う。もちろん、田舎とか郊外だと違うのだろうが、少なくとも大きな都市ではそうであろう。しかし、ガソリンスタンドは交通量の多い道路に立地する傾向が強い。これは日本でもドイツでも同じであろう。ということで、都心に住んでいて、自動車を所有していない私などは近くにガソリンスタンドがないので不便である。商店法の問題をガソリンスタンドに適用させないことは理解できるが、それならせめて通常の店舗に比べて消費税を高くするとか、ある程度、売ってよい商品を制限するなど工夫があってもいいかもしれないと考えたりする。

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