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国母和宏を叩くアメリカのメディア [その他]

国母和宏のオリンピック会場へ向かう服装問題、そしてその後の取材態度が不謹慎ということで、日本で大きく取り上げられている。私の大学には似たような学生が結構いたりするので、そんなに目くじらを立てることもないかなと思ったりもするが、オリンピックは我々の税金も使われていることを考えると、その点はある程度、しっかりとして対応して欲しいなと思ったりする。個人的には、仕分けの対象にしてもらいたいくらいだ(国母選手だけは旅費は自腹にするなど)。

まあ、しかし、ここらへんの規律を守ることに関しては、日本は他国に比して全体主義的な厳しさがあるのかななどと考えていたら、アメリカのマスコミが結構、国母のこの事件を批判しているので興味深かった。以下がそのアドレスである。
http://sports.yahoo.com/olympics/vancouver/blog/fourth_place_medal/post/Unsuitable-mdash-Japanese-snowboarder-busted-f?urn=oly,219311

まあ、ユニフォームはきっちりと着たほうが格好がいいとか、国の代表だから最低限のルールは守れ、オリンピックは特別ではないという考えは自惚れている、などと言っている。結構、興味深い。アメリカ人でさえ、トップ記事に持ってくるほどむかつかせるキャラなのか、国母選手。

さて、しかし国母選手は結構、キャラがたっていて面白い。11歳からプロというから天才であろう。ルックスもなかなかよい(ルックスといえば棄権した藤森由香という選手は芸能人のようだ)。学生結婚もしているそうで、結構短い人生でいろいろと達成してしまっている。だから、随分と退屈しているんじゃあないかなと思う。オリンピックのような体制側のイベントも、本心からあまり特別なものとして意識できないのだろう。まあオリンピックを応援する納税者である我々からすれば、やはりそれなりに楽しませてもらいたいと思っているのだが、国母選手はそういう意識がほとんど皆無なのかもしれないし、いや今回の事件はそういう意味では我々をすこぶる楽しませてくれているのかもしれない。

まあ、ここで結果を出せば格好いいけど、結果を出さないのはダサすぎる。とはいえ、国母選手は結果を出さずに叩かれても痛くも痒くもないと本心で思っていると思われる。それは納税者としては残念なことで、なんか適当に誠意なく不味い料理を出すレストランに入ってしまった時に感じる後悔に似たような苦い気持ちを彼に対して感じてしまっている。いや、まだ料理を食べた訳ではないんですけどね。不味そうな料理が出てくる予感がしているだけで。
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