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サービス不毛の地、ドイツ [ドイツ便り]

ドイツはサービスが悪いと言われる。確かに悪い。特にデパートが悪い。サービスがなくて、値段が高くて誰が買うか、と私の同僚はけなす。まあ、確かにサービスは、スーパー等ではビニール袋を買わなくてはいけないが、デパートではくれるくらいか。

とはいえ、今日はなかなか凄い体験をした。デパートの上階にある電気器具売り場で、アダプターを買おうとした。アダプターを見せて、これを売っているかと言うと、ソフトウェアを売っているところで聞け、と言われる。ソフトウェアを売っているところに言って聞くと、携帯用プレイヤーのところで聞け、と言われる。携帯用プレイヤーのところに行くと、コンピューター売り場に行け、と言われる。コンピューター売り場に行って、ようやく目指したものを見つけてもらえた。しかし、ちょうど店を一周したのだが、このたらい回しは何なのだ。まあ、もう慣れたから怒りもしないが、本当、ドイツのサービスは酷いよねえ。探していたものが見つかったからいいものの、見つからなかったらフラストレーションが凄く溜まると思う。

しかし、最近ではこのサービス不毛さが、サステイナブルに繋がるのではないかと考えている。これは、こんなにサービスが悪いと消費する気も失せるからである。まあ、もしかしたらただドイツ贔屓になってきているだけかもしれない。

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