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雪が降るとドイツでは電車が混む [ドイツ便り]

雪が降った翌日、デュッセルドルフの路面電車は日本並みに混んでいた。これは、普段自動車で通勤している人達が路面電車を使ったためであろう。デュッセルドルフの路面電車はドアがスライド式ではなく、左右に開く。しかも内側に開くので、ドアが開くためのスペースを空けなくてはならない。ギュウギュウ詰めの状態でこのスペースを空けるのは大変だ。馬鹿な設計だと思う。

ドイツでは積雪した後、道路をどうやって除雪するのかと思っていたら、家の前の通りは放って置かれた。歩道は各家で自分の家の前の雪掻きをしていた。しかし、私の家族は誰もやらなかった。ここらへんがどういう役割になっているかは分からない。もしかしたら管理人の仕事なのかもしれない。ともかく、道路は雪掻きされていないので、自動車はほとんど出せないような状況である。いちおう、皆、ステッドレス・タイヤをはいているようだが、しかし、こんなに積もっていたらなかなか出られない。近所を歩いていたら、案の定、雪の中で立ち往生しているクルマがいた。どうするのかと思っていたら、ちょうどそばを走っていたクルマの運転手にお願いして、そのクルマで立ち往生しているクルマを直に押してもらって出してもらっていた。日本じゃまず考えられない光景である。バンパーとか凹んだのじゃないかと人ごとながら心配だし、押す方も多少ダメージがあるんじゃないか。まあ、ここらへんは適当だよね。

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