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ユングフラウヨッホに行き、その美しさに圧倒される [地球探訪記]

ユングフラウヨッホに行く。スイスのアルプス観光の目玉といわれているそうなので、是非とも行かなくてはと思ったからだ。さて、トップ・シーズンであることもあり、前日に登山電車の切符を買った。特に買っておく必要はないようだが、午前11時ぐらい以降だともう上に行けなくなるようなので、予め買っておいた方がいいとインターラーケンの旅行代理店の叔父さんに言われたからである。ユーロレイルパスの割引きがあっても往復で120ユーロちょっとする。なかなか高い。

ユングフラウヨッホまでは、まずインターラーケンからグリュンデルヴァルトに行き、そこでクライネ・シャイデック行きの登山電車に乗り換える。そして、クライネ・シャイデックからさらにユングフラウ鉄道という登山電車に乗り換えてユングフラウヨッホに向かう。この登山電車がなかなか素晴らしい。晴天に恵まれ、ユングフラウの雄姿をみながら、電車はとことこと登っていく。ユングフラウを直訳すると、「若い女性」になる。岩山ではあるが、名前の通り、女性的な優美さをこの山は有している。その景色の雄大さと美しさは、往復120ユーロの価値はある。スイス・アルプスがなぜ世界中の人々を魅了するかが理解できる。と感心していると、トンネルに入る。トンネルに入っても2箇所ほど中間駅があり、それぞれ5分ほど停車する。最初の中間駅では、グリュンデルヴァルトを展望できる。この展望台はアイガー山の岩壁につくられた。ちょっと、アイガー山が可哀想な気がする。次の中間駅では氷河が展望できる。なんか、とんでもないところに来たなという思いがする。

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(クライネ・シャイデック駅からユングフラウを望む)

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(ユングフラウヨッホに向かうユングフラウ鉄道の登山電車)

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(中間駅からのグリュンデルヴァルトの展望)

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(中間駅でみられる氷河)

さて、そして終点はユングフラウヨッホである。駅からちょっと歩くとそこは雪原であった。スキーやスノーボードなども出来る。これらは有料である。そりは無料でできる。しかし、まあ夏だから面白いだけであり、敢えて夏に冬の遊びをする必要はないなとは思う。あとトップ・オブ・ヨーロッパという展望台があるのだが、ここに行こうとしたら7歳の娘が高山病の兆候を示したので、諦めて下山をすることにした。雲一つないような晴天だったので、ちょっともったいない気もしたが致し方ない。

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(ユングフラウヨッホの雪原)

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(夏でも雪遊びができる)

クライネ・シャイデックまで降りると、娘の体調も戻ったので、登山電車一駅分を歩くことにした。このハイキングはユングフラウを横に意識してのもので、たいへん爽快な気分にさせてくれるものであった。それまで観光でヨーロッパに来たことがほとんどなかったので、スイスとはほとんど無縁であったのだが、すっかりスイスが気に入ってしまった。ツェルマットとサン・モリッツにも生きている間に訪れたいものである。

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(アルプスの山々を横に意識しつつのハイキング)

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(素晴らしい滝をいくつも観ることができる)

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(ラウターブレンネンの谷も美しい)

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