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ユーロ・ディズニーランドを再訪する [都市デザイン]

家族サービスでユーロ・ディズニーに行った。私は、ディズニーランドは嫌いなのだが、2人の娘に夏休みにどこに行きたいかと尋ねるとユーロ・ディズニーに行きたいと言う。まあ、あまり彼女たちの価値観を否定するとただ嫌われるだけなのと、敵の動向を知ることも必要だろうと行くことになったのである。パリでも一泊しようとしたら、あまりにもホテルが高い。平気で300〜400ユーロぐらいする。しょうがないのでユーロ・ディズニーのあるマルヌラ・ヴァレ周辺でみてもそこそこ高い。これは不味いとさらにホームページで検索するとマルヌラ・ヴァレの隣のヴァル・デ・ヨーロッパは90ユーロぐらいで泊まれることが分かったのでそこに宿泊する。

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さてユーロ・ディズニーは実は初めてではない。パリのニュータウンを調査したことが以前あり、その時についでに行ったことがある。ただし、その時は12月で滅茶苦茶寒かったのと、ほとんどのアトラクションが動いていなかったのが記憶に残っている程度である。今回は、夏ということもあり、いろいろとチェックすることができた。さて、アナハイムのディズニーランドと東京のディズニーランドは違いもあるが結構、似ているところが多い。それに比べると、このユーロ・ディズニーのディズニーランドは結構、違いが多い。幾つか気づいた点を述べると、アドヴェンチャーランドにジャングル・クルーズやチキ・ルームがない。他にもキャプテン・クックの島のようなものがあるが、これも東京やアナハイムにはない。加えてトゥーン・タウン系のものは一切ない。

あとカリブの海賊とハウンテッド・ハウスはアナハイムや東京のものとはコンセプトが違う。カリブの海賊はそこそこ楽しめたが、ハウンテッド・ハウスは不気味さが強調され、あまり楽しくない。七歳の次女は大いにびびっていた。小さい子がびびるというのは、東京のハウンテッド・ハウスではなかなかない現象だと思う。あとビッグ・サンダー・マウンテンは明らかに東京のより走行距離が長くなっている。アメリカ川の中央にある島がビッグ・サンダー・マウンテンになっており、周辺の景色などが結構、面白い。これは東京やアナハイムより優れていると思う。あと、ユーロ・ディズニーはメイン・ストリートUSAに当たる部分にアーケードがない。これは日差しがあまりきつくないからか、日光を有り難がる国民性ゆえかは不明だが、その開放感は悪くない。ファンタジーランドは、不思議の国のアリスの迷路みたいなものがあり、子供達には結構、人気があるようだった。

ということで、その違いを探すというのは多少興味深いが、所詮ディズニーランドである。違いより遙かに類似点の方が多く、そういう意味ではディズニーランド慣れしている日本人には大して有り難くない観光地であるなとは思う。

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