SSブログ

ペンペルフォルトでの生活を始める [ドイツ便り]

デュッセルドルフのペンペルフォルトでの生活を始める。ペンペルフォルトは都心のすぐそばにある職住商業混在地区で、日本でいうと飯田橋とか市ヶ谷のような感じのところである。初日の夕食、一人で自炊も何だなあと思って、一人で最寄りのイタリアン・レストランに行ってパスタを食べたら、これがメチャクチャ美味しかった。ドルトモントの生活で、日本のイタ飯が恋しいなど、相変わらず性格が悪いことをブログで書いたので、懲らしめようと神様が考えたのかもしれない。しかも、こんな美味しいパスタと白ワインをグラスで飲んで11ユーロ。ドイツは全般的にレストランは高いと言われていて、ドイツの中でもデュッセルドルフは物価が一番高い都市だと言われているにも関わらず、このコスト・パフォーマンスは何なんだ!シェフや店員は皆、イタリア人らしい出で立ちであったが、いや、ドイツでこれだけのイタリア料理が食べられるのであれば本場のイタリアに行ったらどんなことになってしまうのであろう。日本で食べられるイタリア料理の方がうまいんじゃないの〜、となめていた私はもしかしてイタリアに行ったら大恥をかくかもしれないと、ちょっとデュッセルドルフで驚いた次第である。

IMG_0026.jpg
(家のそばにあるベイカリー)

それにしても、こんな至近距離にこんな格安でうまいイタ飯屋があるなんて。本当はオーバーカッセルという近郊の住宅地に住居を構えようとしていたのだが、いい物件が見つからなくて、しょうがなく、このペンペルフォルトに住むことになったのだが、住商混在のニューヨークでいえばグリニッチ・ビレッジのような雰囲気だ。結果論だが、結構、いい場所かもしれない。ここでの1年間の生活も結構、楽しいものになりそうである。ここに至るまでストレスが随分と溜まっていたが、今日は愉快な気分だ。

IMG_0104.jpg
(家の中庭。高密度だかオープン・スペースは日本の都市に比べるとゆったりとつくられている)

nice!(0) 
共通テーマ:日記・雑感

nice! 0