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レーカーズの試合に行き、コービー・ブライアントの凄さを知る [スポーツ]

ロスアンジェルス・レーカーズの試合に行く。対戦相手はシャーロット・ボブキャッツである。試合は、ボブキャッツが終始リードするが、第4クォーターのぎりぎりでレーカーズが同点に追いつきオーバータイムに入り、その勢いでレーカーズが加点するが、今度はボブキャッツが追いつき、二回目のオーバータイムに入る。しかし、コービー・ブライアントが今季初の6ファールで退場すると、もはやレーカーズはボブキャッツの相手にならず、ボブキャッツに土をつけられた。

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私が今まで観たNBAの試合は、すべてゴールデンステート・ウォリアーズのホームゲームであった。ウォリアーズは今でこそ、プレーオフに出場できるくらいのレベルになっているが、私が観ていた1994年〜1996年はほとんど最弱であったので、競り合うような試合をほとんど観たことがなかったか、競い合っても下手なチーム同士だったりして、手に汗握るような盛り上がりとはちょっと遠いようなものであった。したがって、レーカーズのようなハイレベルなシーソーゲームを観たのは初めてに近い経験であった。ということで、結構、興奮したし楽しかった。

それまで、コービー・ブライアントのどこが凄いのか、あまり分かっていなかったのだが試合を観て理解をすることができた。彼のワン・オン・ワンの強さは尋常ではない。特に相手のディフェンスを外した後のフェーダウェイでの的中率の高さは驚く。止めようがないな、という強さである。まあ、フェーダウェイでばしばし決めるというのは、カリーム・アブドラ・ジャバーのエア・フックのようにあまりドラマチックでない、というかマイケル・ジョーダンのダンクやバロン・デイビスのバスケット・ドライブのような迫力には欠けるが、それはそれで生でみるとその凄さは感じられた。この凄さは、テレビだとよく分からなかった。もうコービーとワン・オン・ワンの状態になったらお手上げに近い。その相手にとっては諦め感、味方にとっては期待感が、スタジアムを包む。そういう意味では凄い選手だな、というのはよく分かった。そのシュート率の高さも勿論だが、相手のディフェンスを外す運動神経が、他のNBA選手よりちょっと優れているという印象である。サイボーグ009の加速装置がついている感じだ。

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