SSブログ

太田市 [都市デザイン]

群馬県の太田市へ行く。太田市は群馬では3番目に人口が多い都市だそうだが、高崎、前橋に比べても存在感が相当薄い。女子バレーでカナ、メグの次が出てこない人が多いような感じで太田市は人々にあまり認識されていないような気がする(ここで誤解されないように書き足すと、私は大友愛を日本代表では一番応援している人間である)。しかし、この太田市、とんでもないことになっているのだ。まず、駅前は外国人によりじわじわと脱日本化が進んでいる。私は、ここのブラジル人向けショップで大好物のパルミートの瓶詰めとグイアーバのジャムを購入した。そして、駅そばの日本語が一切書いていないメニューしかおいてないフィリピン料理店で学生達と夕食を摂った。また、駅前の大通りは、ほぼ両側が風俗店によって占められていた。それは42年生きてきて初めて見るような壮観な光景であった。まるで風俗産業のテーマパークのメインストリートのようであった。それは、とてもここに人々が生活している街の表玄関には見えなかった。この太田市を都市として拡張させた原動力となった産業はほとんど衰退しているのだろうか。しかし、風俗産業はこの地に強く根ざして、大発展を遂げている。どこにマーケットがあるのか。どこに都市計画課があるのか。景観法が今月の1日に全面施行されたが、ほとんど太田市においては無力なのではないかと考えさせられる。大いに考えさせられた太田市への訪問である。


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:日記・雑感

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0